「むんじゅる」十数年ぶりに披露/瀬戸内町網野子の豊年祭
十数年ぶりに披露された「むんじゅる」=9月30日、瀬戸内町網野子 瀬戸内町網野子集落(福山秀則区長、70世帯)恒例の豊年祭・敬老会は9月30日、同集落の広場であった。今年は同集落に伝わる伝統芸能「むんじゅる」を十数年ぶりに披露したほか、多彩な余興があり、集落内外からの来場者でにぎわった。
View Article中学生以下はヘルメット着用/自転車条例きょうから義務化
ヘルメットを着け、自転車に乗る児童たち=9月29日、龍郷町 鹿児島県内で10月1日から、全ての自転車利用者の保険加入と、中学生以下の乗車用ヘルメット着用が義務化される。違反した場合の罰則はないが、関係機関は「命を守るための決まりであることを理解して、条例をきっかけに、自転車の安全利用について考えてほしい」と順守を呼び掛けている。
View Article高級魚ハージン大漁/奄美市住用町
奄美市住用町の稚魚放流海域で漁獲されたハージン(提供写真) 奄美市住用町で9月下旬、高級魚として知られるスジアラ(ハージン)が連日のように漁獲された。漁業関係者は「資源の回復を目的とした放流事業の成果が出た」と喜んでいる。 すみよう漁業集落(森田勇代表、32世帯)が県の離島漁業再生支援事業を活用して2005、10、11、14年度に稚魚各千匹を町内の海域3カ所に放した。
View Article子育て支援で育児体験/奄美市
子どもを連れての買い物体験をする男性=9月30日、奄美市名瀬 奄美市が進める「働きながら子育てしやすい環境づくり」事業の育児体験・ワークショップが9月30日、市役所であった。事業はこれまでに6回実施され延べ約100人が受講した。この日は男性が赤ちゃんを抱っこしながら、買い物を体験。体験を通して子育てしやすい地域づくりについて考えた。
View Article「キトバレ踊り」歌い踊って/大和村思勝
老若男女が歌い踊って厄を払った「キトバレ踊り」=9月30日、大和村思勝 大和村の思勝集落(永野誠光区長)で9月30日夜、「キトバレ(祈祷(きとう)払い)踊り」があった。老若男女が集落内を踊り歩いて厄を払い、1年の無病息災や集落の繁栄を祈った。...
View Article伝統の加計呂麻島・芝バッケバッケ
「バーケバッケ、トーティブリ ムレガド キャーオタスカ」(おばさん、カボチャをもらいに来ましたよ)―。瀬戸内町加計呂麻島の芝集落(橋口満廣区長、42世帯)は豊年祭前日の30日夜、手作りの面などで仮装した子どもたちが歌い踊りながら家回りし、菓子をもらう伝統行事「バッケバッケ」でにぎわった=写真。
View Article東伊仙東集落で「綱かき」/青年団ら編み上げ、伊仙町
掛け声を合わせてわらを編み上げた伝統の綱かき=9月30日、伊仙町東伊仙東 伊仙町の東伊仙東集落に伝わる「綱かき」が9月30日夜、同集落公民館であった。同集落青年団(久保広樹団長)の呼び掛けで約40人が参加。力を合わせて約15㍍の大綱を編み上げた。完成した綱は4日の十五夜祭の綱引きなどで使われる。
View Article小学校運動会、群島各地で
会場から声援を受け、力走する児童たち=1日、古仁屋小 奄美群島内の小学校などで1日、運動会があった。児童らはトラックやフィールド競技に爽やかな汗を流した。保護者や地域の人たちは、子どもたちの元気な姿に声援を送った。 瀬戸内町の古仁屋小学校(三原茂雄校長、児童322人)は第70回大会。スローガンは「きばれ。全力でつかめ優勝旗」。紅白に分かれて、かけっこや応援合戦など26種目で競った。
View Article大阪の奄美ファン魅了/奄美の観光と物産展
第4回奄美の観光と物産展in大阪が9月30日、10月1日の2日間、大阪府豊中市の商業施設「せんちゅうパル」であった。奄美黒糖焼酎をはじめ島々の特産品をPR。ステージでは島唄が披露され、会場を訪れた奄美ファンを魅了した。
View Article徳之島建設業協会と消防が災害時応援協定調印
災害発生時の消防活動応援協定に調印した(左から)徳之島地区消防組合の高岡管理者と徳之島建設業協会の酒匂会長=2日、徳之島町亀津 【徳之島総局】徳之島建設業協会(酒匂源宝会長)と徳之島地区消防組合(政木達也消防長)は2日、災害発生時の消防活動応援協定に調印した。災害時に的確な災害対策や人命救助を実施できる体制強化を図る。
View Article230点の闘牛写真展始まる/徳之島町
久高さんが撮影した写真230点が並んだ闘牛写真展=1日、徳之島町文化会館 沖縄県うるま市在住のフリーカメラマン・久高幸枝さん(42)の闘牛写真展が1日、徳之島町文化会館で始まった。ロビーには2007年から今年にかけて撮影した、牛の誕生から取組に至るまでの闘牛と牛主のドラマなど約230点が展示されている。29日まで。
View Article五輪機運盛り上げよう=フラッグツアー、鹿児島から
フラッグをリレーした(左から)ツアーアンバサダーの宮下純一さん、小池百合子東京都知事、地元の児童=3日午後、鹿児島県庁...
View Article奄美皮切りに現地調査=IUCN
「奄美大島、徳之島、沖縄島北部および西表島」の世界自然遺産登録へ向け、環境省は3日、登録の可否を勧告する国際自然保護連合(IUCN)の現地調査の概要を発表した。期間は11日から20日までの10日間。専門家2人が前半は奄美側2島、後半に沖縄側2島の候補地を視察する。
View Article池田(与論)が全九州高校新人水泳女子バタフライ50㍍準優勝
全九州高校新人水泳大会の女子バタフライ50㍍で準優勝した池田芽生(提供写真) 2017年度全九州高校新人水泳競技大会(九州水泳連盟など主催)は1日までの2日間、鹿児島市の鴨池公園水泳プールであり、奄美勢は女子バタフライ50㍍で池田芽生(与論)が29秒66のタイムで準優勝した。池田は並行してあった第79回末弘杯の200㍍リレーに鹿児島県代表で出場し、県の2位入賞に貢献した。
View Article先祖敬い「シバサシー」=喜界島14集落で
墓地にシバを飾り、先祖に手を合わせる住民=1日、喜界島小野津の共同墓地 旧暦8月12日に当たる1日、喜界島14の集落で「シバサシー(シバサシ)」があった。墓にシバ(ススキ)を飾り、親族が集まって飲食を共にした。
View Article手広地区のくぼ地は隕石孔か =龍郷町出身の星村さん調査
1970年ごろから赤尾木のくぼ地を研究する星村さん=2日、龍郷町 元日本大学教授で龍郷町赤尾木出身の星村義一さん(70)=東京都在住=が9月27日から10月3日にかけ同町手広地区にあるくぼ地を視察した。これまでの地質調査結果として、星村さんは「くぼ地は隕石(いんせき)が落ちてできた可能性が高い」と推察している。...
View Article放射性廃棄物「ノー」/大和村議会、条例を制定
原発から出る高レベル放射性廃棄物(核のごみ)の最終処分場の候補地に国が奄美大島を盛り込んだことを受け、大和村議会は4日に開いた9月定例会最終本会議で、村放射性廃棄物等の持ち込み拒否に関する条例制定を可決した。 核のごみをめぐっては奄美市議会も9月定例会で、高レベル放射性廃棄物等の持ち込み拒否決議の採択を求める陳情を採択し、決議として可決した。
View Article与論十五夜踊、盛大に/豊作と島中安穏願う
旧暦8月にのみ披露される二番組の「獅子舞」=4日、与論町 旧暦8月15日に当たる4日、与論町の地主(とこぬし)神社境内で国の重要無形民俗文化財「与論十五夜踊」が奉納された。狂言を模した本土風の「一番組」と琉球風の「二番組」が交互に演目を披露し、五穀豊穣(ほうじょう)や島中安穏を願った。 旧暦3、8、10月の各15日に奉納され、中でも8月は最も盛大に開催される。
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