豊年祭・敬老会にぎやかに 瀬戸内町請島
にぎやかに歌い踊って会を締めくくった参加者たち=24日、瀬戸内町 瀬戸内町請島の請阿室集落(大里正治区長、29戸42人)で24日、第100回豊年祭・敬老会があった。節目となる今回は島外在住の出身者や2世、3世も多数参加。今春3年ぶりに休校から復活した池地小学校の児童や教諭も駆けつけ、約100人でにぎやかに集落の繁栄とお年寄りの長寿と健康を願った。
View Articleアラセツ前に「ツカリ」 龍郷町
昔ながらの料理を供えてコウソガナシを祭る「ツカリ」=25日、龍郷町秋名 旧暦8月最初の丙(ひのえ)に当たる26日はアラセツ(新節)の祭り日。龍郷町秋名・幾里では、「秋名アラセツ行事(ショチョガマ、平瀬マンカイ)」=国指定重要無形民俗文化財=がある。アラセツの前日は「ツカリ」といわれ、25日は地域住民が自宅の縁側にごちそうを供えてコウソガナシ(先祖の神)を祭った。
View Article「武洲丸」の犠牲者慰霊/徳之島町
恒久平和を誓い、犠牲者の冥福を祈る参加者=25日、徳之島町亀津 太平洋戦争中に米軍潜水艦の魚雷攻撃を受けて沈没した疎開船「武洲丸」の犠牲者を慰霊する「平和の夕べ」が25日、徳之島町亀徳のなごみの岬公園の慰霊碑前であった。武洲丸と平和を考える会(幸多勝弘会長)主催。島内の遺族や有志ら約30人が参列し、恒久平和への誓いを新たにした。
View Articleショチョガマ・平瀬マンカイ 龍郷町秋名・幾里
「ヨラ、メラ」の掛け声で「ショチョガマ」を揺り倒した男衆=26日午前6時30分ごろ、龍郷町 龍郷町の秋名・幾里地区に伝わるアラセツ(新節)行事「ショチョガマ」と「平瀬マンカイ」が26日、同地区の山腹と海辺であった。平日の開催にも関わらず今年も大勢の見物客が来場。地域住民らがニャダマ(稲魂)を招いて豊作を祈願した。 海のかなたの神々に五穀豊穣を祈る「平瀬マンカイ」=26日午後4時すぎ、龍郷町
View Article大相撲の明生が故郷訪問 瀬戸内町
鎌田町長(右)と握手をする明生関=26日、瀬戸内町 大相撲力士で瀬戸内町篠川出身の明生力関(22)=本名・川畑明生、立浪部屋=が26日、瀬戸内町の鎌田愛人町長を表敬訪問した。明生関は先場所は西十両8枚目。「今回、3場所連続で勝ち越すことができた。応援して下さった皆さんに感謝したい」と話した。
View Article村制100周年祝い交流/宇検村で高齢者スポーツ大会
500人が出場した高齢者スポーツ大会=27日、宇検村総合体育館 宇検村村制施行100周年記念「ゆめ・ときめき高齢者スポーツ大会」(村、村老人クラブ連合会主催)が27日、村総合体育館であった。村内13集落から60~80代の高齢者約500人が参加。ゲートボールやボウリング、輪投げなど7種目が行われ、競技を通して親睦を深めた。
View Article「体験したこと伝えたい」/奄美こども環境調査隊、朝山市長に活動報告
朝山市長を表敬訪問し、活動報告した奄美こども環境調査隊の隊員ら=27日、奄美市役所 奄美こども環境調査隊(奄美市教育委員会、南海日日新聞社主催)は27日、奄美市の朝山毅市長を表敬訪問し、7月に行った沖縄県・慶良間諸島視察などの活動を報告した。隊員を代表して上野凛さん(朝日中1年)が、「環境問題の現状を多くの人に知ってもらうことが重要。体験したことを伝えていきたい」などと語った。
View Article全日本短歌大会で優良賞/宇検村の大島さん
賞状を手にほほえむ大島さん=26日、宇検村宇検 「納屋ふかく 妻の遺しし 鍬の柄の へこみに聴こゆ キバレヨ、ヤッサイ」 亡き妻への思いを詠んだ一首で大島安徳さん(90)=宇検村宇検=がこのほど、第38回全日本短歌大会(日本歌人クラブ主催)の優良賞を受賞した。大島さんは「短歌好きだった妻も天国でほほ笑んでくれているだろう。一つ妻孝行ができた」と受賞を喜んだ。
View Article知名町老ク連350人がさわやかな汗
約350人が参加し、さわやかな汗を流したゆめ・ときめきスポーツ大会(50㍍走)=28日、知名町 知名町老人クラブ連合会(大野富常会長)の第45回ゆめ・ときめきスポーツ大会が28日、町老人福祉センターであった。秋晴れの下、約350人が参加。地区別7チームで15種目を行い、さわやかな汗を流した。▽順位 ①知名B②下平川B③知名A
View Articleノエビアが18年度「海の子留学生」募集
留学生の受け入れ施設・与路グリーンハウス=瀬戸内町与路(提供写真) 瀬戸内町与路島で「海の子留学制度」を進めている大手化粧品メーカーのノエビア(本社・神戸市)は10月、2018年度の留学生を募集する。期間は10月2~31日(必着)。...
View Article群島の地域おこし協力隊活性化へ意見交換
地域おこし協力隊員らが活動を紹介した意見交換会=28日、奄美市名瀬 奄美群島の市町村で活動する地域おこし協力隊の意見交換会が28日、奄美市名瀬の県大島支庁会議室であった。隊員とNPO法人、行政関係者ら約40人が参加。それぞれの地域で実践している活性化への取り組みについて話し合い、交流を深めた。
View Article奄美市笠利町佐仁 老若男女が八月踊り
老若男女一体となって盛り上がった六調=27日、奄美市笠利町佐仁 旧暦8月のアラセツ(親節)に合わせ、奄美大島北部で伝統の八月踊りが行われている。26、27の両日、奄美市笠利町では県の無形民俗文化財に指定されている佐仁の八月踊りがあり、老若男女が歌い踊って五穀豊穣(ほうじょう)を祈った。...
View Article固有種アユ守る活動が評価/住用小にコカ・コーラ環境教育賞
リュウキュウアユを守る活動でコカ・コーラ環境教育賞を受賞した住用小学校の児童ら=28日、奄美市住用町 奄美市住用町の住用小学校(富林弘智校長、児童18人)の「リュウキュウアユを守る活動」が、2017年度のコカ・コーラ環境教育賞(コカ・コーラ教育・環境財団主催)の活動表彰部門で優秀賞を受賞した。伝達表彰式が28日、同校体育館であり、財団から盾と活動助成金が贈られた。
View Articleクルーズ寄港へ可能性探る/外国船社の担当者ら徳之島視察
闘牛の説明を受けるシルバーシー・クルーズ社のデラニー氏(右から2人目)=28日、伊仙町なくさみ館 シルバーシー・クルーズ社(モナコ)のメアリー・ショー・デラニー氏(ショアサイド・プログラム担当上級部長)ら4人が28日、徳之島の観光名所を視察し、クルーズ寄港地としての可能性を模索した。 同社は来年3月と4月、香港―奄美―長崎を巡るクルーズを展開し、奄美大島に1回ずつ寄港を計画している。
View Articleペット適正飼養へチップ装着事業開始
マイクロチップを装着される猫(資料写真) ペットの適正飼養を推進して野生動物の保護につなげる環境省の2017年度マイクロチップ装着支援事業が29日、奄美大島と徳之島で始まった。飼い猫や飼い犬へのチップ装着を無料で行い、遺棄による野生化の抑制を図る。装着支援事業は18年3月31日まで。 実施場所は以下の通り。 ▽奄美大島...
View Articleソーラ釣りで沸く/瀬戸内町嘉鉄で豊年祭
嘉鉄集落豊年祭で披露された「ソーラ釣り」=9月30日、瀬戸内町 旧暦8月15日(10月4日)を前に奄美各地で豊年祭が開かれている。瀬戸内町嘉鉄集落(渡辺治雄区長)は9月30日、豊年祭と敬老会が集落公民館前で繰り広げられ、相撲と芸能でにぎわった。この中でサワラ釣りの模様をコミカルに即興で演技する地区名物の「ソーラ釣り」に加えて、「鎌踊り」など最近復活した余興も披露され盛り上がった。
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