生態系への影響深刻/鹿大が奄美市でシンポ
外来種問題をテーマにあった鹿児島大学主催のシンポジウム=4日、奄美市 鹿児島大学生物多様性シンポジウム「薩南諸島の外来種」が4日、奄美市名瀬のAⅰAⅰひろばであった。在来種の存在を脅かす国内のさまざまな外来種について研究発表があり、来場者は生態系への影響の深刻さと対策の緊急性を再認識した。
View Article朝山氏が出馬表明/11月の奄美市長選
市長選出馬表明した朝山市長=6日、奄美市議会本会議場 奄美市の朝山毅市長は6日、市議会3月定例会で任期満了(11月30日)に伴う市長選挙に言及。「皆さんの理解が得られるなら、引き続き次の夢の実現に向け挑戦させていただきたい」と述べ、3期目を目指して立候補する意思を表明した。平川久嘉議員ら3人の一般質問に答えた。市長選挙への出馬表明は朝山氏が初。
View Article入り込み客、77万人超/16年奄美群島
県大島支庁は6日、2016年の奄美群島への入り込み・入域客数を発表した。入り込み客は77万5730人で前年比1万7843人(2・4%)の増。4年連続の増加で、記録が残る1970年以降、最多となった。奄振交付金や沖縄との連携交流促進事業による運賃支援策、格安航空会社(LCC)の夏季2便化による成田からの来島者増に加え、夏場の好天なども奏功したとみられる。
View Article奄美の自然と音楽満喫/住用で「結ノ島CAMP」
キャンドルで飾り付けられたテントコーナー=4日、黒潮の森マングローブパーク アウトドアイベント「結(ゆい)ノ島CAMP」(同実行委員会主催)が4日、奄美市住用町の黒潮の森マングローブパークであった。奄美大島の情報を発信するサイト「あまみっけ。」ライブイベントとの併催。奄美大島内外から約1300人が訪れ、住用の自然を満喫しながら、音楽イベントを楽しんだ。
View Article国立公園指定で市町村も祝福
次代を担う小学生児童も参加した奄美市のセレモニー 奄美群島が国立公園に指定された7日、群島内全12市町村に懸垂幕や横断幕が設置された。関係者らは国内34番目の国立公園誕生を喜ぶとともに、地域で育まれ、守られてきた自然や文化の保全と未来への継承を誓った。
View Article国立公園化後、金作原に観光客ら20人
国立公園指定後の金作原原生林を散策する観光客 奄美群島国立公園が誕生した7日、群島内では自然に親しむ観光客らの姿が見られた。奄美市名瀬の金作原原生林では県立奄美少年自然の家の職員らが研修を兼ねて自然散策を楽しみ、世界自然遺産登録も期待される奄美の自然に理解を深めた。
View Article奄美群島国立公園指定に喜びの声
奄美群島が国立公園として正式に指定を受けた7日、群島内に喜びの声が広がった。関係者は、希少動植物や豊かな自然環境の保護、活用の重要性を確認するとともに、観光振興による地域発展を期待。最短で2018年夏の世界自然遺産登録への前進と歓迎するとともに、環境保全に対する住民の意識啓発など、今後取り組むべき課題も示した。
View Article奄美群島国立公園が誕生
国立公園指定後の金作原原生林を散策する観光客 「奄美群島国立公園」が7日、官報で告示され、正式に誕生した。環境省は群島8島全12市町村をエリアに約7万5千㌶を指定した。個性豊かで優れた自然環境と文化景観を生かした島々の自立的発展へ向けて歴史的な一歩を踏み出し、最短で2018年夏の奄美大島と徳之島の世界自然遺産登録実現へ大きく前進した。国立公園の指定は全国で34番目、県内で4カ所目。
View Article卒業ライブ満員御礼 楠田さん、16曲熱唱
ロック調のオリジナル曲を熱唱し、新たな魅力を見せた楠田さん=5日 奄美市笠利町在住のシンガー・ソングライター、楠田莉子さん(18)の卒業&レコード発売記念ライブが5日、奄美市名瀬のライブハウスアシビであった。今春、大島高校を卒業して奄美大島を拠点にプロ活動を展開する楠田さんは、その決意も込めてオリジナル曲16曲を歌い上げ、会場満員160人の観客を魅了した。
View Article美しい話し方知って 劇団四季俳優が指導
講師に学んだことを意識しながら合唱曲を歌う児童ら=8日、大川小中学校 奄美市名瀬の大川小中学校(前野俊浩校長、児童生徒64人)で8日、劇団四季による「美しい日本語の話し方教室」があった。対象は小学3~6年の30人。劇団の俳優3人が母音を意識した発声方法や歌唱方法を手ほどきした。
View Article最終受験倍率0・67倍 県公立高の入試終わる
県公立高校の2017年度入学者選抜学力検査最終日は8日、県内各校で社会、数学の学力検査と面接が行われた。学力検査定員1万1448人に対して1万305人が受験。最終受験倍率は0・90倍となり、7年連続で1倍を下回った。大島学区は学力検査定員1035人に対して694人が試験に臨み、最終受験倍率は0・67倍だった。
View Article県、外来種にタシロヤモリなど7種追加へ
外来種リストへの追加掲載種を決める委員=9日、鹿児島市 県は9日、鹿児島市で外来種対策検討委員会(船越公威座長、委員14人)を開いた。奄美で確認されたタシロヤモリやニトベギクなど7種を外来種リストに加えることを決めた。今回の変更でリスト掲載数は661種に上った。
View Article彼岸用切り花出荷ピーク/沖永良部島産、キクは生育良好
切り花収穫に汗を流す農家ら=9日、和泊町国頭 17日の春の彼岸入りを前に、沖永良部島で切り花の出荷がピークを迎えている。台風の影響を受けなかった今期は生育も良好。ここ数日は天候も良く、島内のほ場では生産農家が作業に汗を流している。
View Article関東から鍛歩会来島/奄美200㌔完歩
奄美大島、加計呂麻島200㌔完歩した鍛歩会メンバー=7日、名瀬港 1日50~100㌔を歩くハードロングウオークの同好会「鍛歩(たんぽ)会」は3~7日、奄美大島、加計呂麻島歩き旅ツアーを実施した。関東在住の会員6人が200㌔の行程を完歩。ツアーを企画した喜界町塩道出身の浜彦治さん(84)=茨城県=は、「参加者は奄美の魅力を味わった。彼らの土産話が古里のPRにつながれば」と期待した。
View Article東日本大震災から6年/東北在住奄美出身者
東日本大震災から11日で丸6年。被害が甚大だった東北地方では今なお、多くの被災者が避難生活を強いられ、行方不明者の捜索が続く。東京電力福島第1原発事故も収束には至っていない。被災地で暮らす奄美出身者らは「復興は道半ば」と口をそろえ、「記憶を風化させてはいけない」と力を込める。
View Article喜界島シーク紅茶販売開始
「KEIKO Plus02」をPRする下堂園の柳川さん(中央)と「ゆいカフェ」のスタッフ=4日、喜界町農産物加工センター 鹿児島市の㈱下堂園は10日、喜界島の在来かんきつ「シークー」を使用した「KEIKO Plus02鹿児島産有機紅茶+喜界島産シークーみかん」の販売を開始した。「香料が苦手な方にも楽しめる仕上がりになっていると思う」という自信の新商品だ。
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