ピクスタ(東京)と協定/奄美市、雇用拡大に期待
協定を結んだ朝山市長(右)と古俣社長=7日、奄美市役所 奄美市は「フリーランス(企業に属しない個人や小規模事業者等)が最も働きやすい島化計画」に基づく雇用の拡大を目指して7日、IT関連のピクスタ㈱(本社・東京都渋谷区、古俣大介社長、資本金3億948万7千円)と連携に関する協定を結んだ。同市と民間会社が連携してフリーランス支援に取り組むのは3例目。
View Article副知事人事案に同意/県議会
県議会9月定例会は7日、最終本会議を開いた。2016年度一般会計補正予算など議案13件を可決。佐々木浩副知事(55)の後任に厚生労働省参事官の小林洋子氏(50)を選任する人事案など3件に同意した。奄美群島を対象にした航空運賃低減の拡充を求める陳情を採択。特定外来生物の移出入を禁止する条例の制定を求める陳情は不採択とした。
View Article徳之島航空航路対策協LCC誘致など話し合う
LCC誘致など活動の方針を話し合った航空航路対策協議会の会合=8日、徳之島町 徳之島航空航路対策協議会(田袋吉三会長)の会合が8日、徳之島町の農協会館であり、格安航空会社(LCC)の誘致や島外在住の奄美出身者の航空運賃引き下げの実現など活動の方針を話し合った。奄美群島と関西などを結ぶLCC就航を目的に島出身者が設立したエア奄美㈱(本店・天城町平土野)の事業計画について説明があった。
View Article奄美大島の魅力体感/自然と食、バスツアーで満喫
三味線体験や集落散策があったサンセットバスツアー=8日、瀬戸内町 集落の夕日と食を巡る「サンセットバスツアー」が8日、瀬戸内町であった。テーマは「きゅらさ夕日と人とシマ」。参加者は奄美市名瀬から瀬戸内町西古見までバスの旅を楽しみ、地元住民の案内で戦跡見学や集落散策などを体験。ツアーの最後は夕焼け空の下、黒糖焼酎や島豚のバーベキューを堪能した。
View Article伝統の「諸鈍シバヤ」奉納/瀬戸内町
「スクテングヮ」など男衆がユーモラスな踊りを披露した諸鈍シバヤ=9日、瀬戸内町加計呂麻島の大屯神社 旧暦9月9日にあたる9日、瀬戸内町加計呂麻島の諸鈍集落にある大屯(おおちょん)神社で大屯神社祭があり、国の重要無形文化財「諸鈍シバヤ」が奉納された。今年は日曜日の開催となり、多くの観光客らが見守る中、紙面(カビディラ)の男衆らがユーモラスな芝居を披露した。
View Article役人付き添い移動、入牢/和泊町
上陸地の伊延の浜を出発する西郷隆盛役と役人役の一行=9日、和泊町伊延 和泊町の西郷南洲顕彰会(逆瀬川勝久会長)は9日、沖永良部島に島流しとなった西郷隆盛の上陸地同町伊延から同町和泊の牢まで歩き、当時の西郷の胸中に思いをはせた。会員有志が、西郷が入牢したとされる1862(文久2)年の旧暦8月16日(新暦10月9日)に合わせ昨年に続き企画した。
View Article庁舎完成模型を展示/奄美市、1階フロアに
名瀬小学校側から見た新庁舎の模型 本庁舎建設に向けた移転や解体を進める奄美市は、2019年3月に完成を見込む本庁舎の模型を1階フロアに展示している。担当課では「完成した庁舎が市民にイメージできるように展示した」と話している。模型は200分の1サイズ。名瀬小学校側に予定されている「結いの広場」には高倉をイメージした休憩施設も配置され、憩いの場の雰囲気を醸し出している。
View Article興紬商店(龍郷)に知事賞 かごしま新特産品コン
県知事賞を獲得した「amamika(アマミカ)ショール」を手に受賞を喜ぶ興紬商店の興ほずみ専務取締役=11日、龍郷町 2016かごしまの新特産品コンクールが7日、鹿児島市のホテルであった。工芸・生活用品部門で、龍郷町中勝の㈲興紬商店(興辰雄代表取締役)が本場奄美大島紬で織った商品「amamika(アマミカ)ショール」が最高賞の県知事賞に輝いた。同部門で奄美からの県知事賞受賞は3年連続。
View Article男女共同参画基本計画見直しへ=奄美市
委嘱状の交付もあった男女共同参画審議会=12日、奄美市役所 奄美市は12日、男女共同参画審議会の2016年度初会合を市役所で開いた。任期(2年)満了に伴う委員の委嘱式を行い、会長に県男女共同参画地域推進員の福永秀子氏を選出した。男女共同参画社会の推進に向け、12年度に策定した基本計画を16年度中に見直し、市側に答申する。
View Articleレスリングの西、国体で3位
国体レスリングで3位入賞した日本文理大学付属高校の西静海(赤木名中出身)=提供写真 岩手国体のレスリング競技が7~10日、岩手県宮古市であり、日本文理大学付属高校(大分県)の西海静(3年、赤木名中出身)が少年男子グレコローマンスタイル66㌔級で3位になった。西は「全国で初めての表彰台。いままで支えてくれた両親をはじめ周りの人たちに感謝したい」と喜びを語った。
View Article農福連携マルシェ/奄美の3施設参加
奄美産の商品を手に取る買い物客=12日、鹿児島市の鹿児島中央駅アミュ広場 障がい者が働く場を広げ、農業の活性化を図る「農福連携マルシェ(市場)~秋の収穫祭」と題した催しが12日、鹿児島市の鹿児島中央駅アミュ広場で始まった。奄美大島の3施設を含め県内29の障がい者就労施設が参加。旬の野菜や加工品を13日まで販売している。
View Article赤土流出パトロール/徳之島防止対協、伊仙で
赤土流出防止に向けた取り組みを確認した合同パトロール=13日、伊仙町 徳之島地域土砂流出防止対策連絡協議会(会長・室屋恵一県大島支庁徳之島事務所長)の合同パトロールが13日、伊仙町であり、農家や農地の保全管理活動組織の取り組みを確認した。パトロール後の検討会では「裸地を少なくすることが重要」として、赤土流出防止に向けたほ場周辺への植樹や農家の意識向上を求める意見があった。
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