「島おこし」へ独自視点/奄美未来会議
島おこしに取り組む若手5人が発表した奄美未来会議=2日、奄美市名瀬のAiAiひろば 共生・協働による地域社会づくりを進める県主催の「奄美未来会議」が2日、奄美市名瀬のAiAiひろばであった。独自の視点で島おこしに取り組む奄美群島出身・在住の若手5人が活動を報告。ワークショップや講演もあり、来場者約80人が共生・協働の社会づくりへ考えを深めた。
View Article観光通訳案内士育成へ/奄美大島で研修始まる
受講生代表であいさつする塩見夫妻=1日、奄美市名瀬 奄美群島特例通訳案内士の育成研修開講式が1日、奄美市名瀬の奄美会館であった。2018年の登録が期待される「奄美・琉球」の世界自然遺産登録や格安航空会社(LCC)の就航で増加が見込まれる外国人観光客の受け入れに対応しようと、奄美群島広域事務組合が事業展開。奄美大島を皮切りに2018年度までに群島内で60人の特例通訳案内士育成を目指す。
View Article見事な鈴なりバナナ/伊仙町
伊仙町伊仙の芳文雄さん(84)宅の庭で、仲良く並んだ2本のバナナがそれぞれ10房以上の鈴なりの実を付けた=写真。妻の重子さん(77)は「こんなにたくさん出来たのは初めて。先行きが明るくなりそう」と喜んでいる。
View Articleリュウゼツラン25年目に開花/奄美市名瀬
花を咲かせたリュウゼツラン=3日、奄美市名瀬 ○…数十年に一度しか開かないといわれるリュウゼツランの花が奄美市名瀬長浜町の名瀬終末処理場敷地で顔をのぞかせた。和名は「龍舌蘭」。長さ約1・5㍍もある葉の間から茎が6㍍ほど直立してその上部に花を咲かせ、龍を連想させる。出入りしている業者が25年ほど前に贈った2株のうちの1株。 リュウゼツランの花
View Article和泊町が移住・定住相談員を委嘱/協力隊1期生の永山さん
伊地知実利町長(左)から和泊町移住・定住相談員を委嘱された永山さん=3日、和泊町町長室 和泊町は町移住・定住相談員制度を新設し、2013年10月から町まちづくり協力隊として活動してきた永山みさ子さんに1日付で委嘱した。永山さんは移住希望者の問い合わせ対応や定住環境づくりなどに取り組む。任用期間は協力隊と同様1年間で更新制。
View Article岩崎産業の社有地売却へ/奄美大島
奄美の世界自然遺産登録について語る岩崎社長=3日、鹿児島市 奄美大島に広大な山林を所有する岩崎産業㈱(本社鹿児島市、岩崎芳太郎社長)は3日、「奄美・琉球」の世界自然遺産登録へ向け、国立公園指定が見込まれる社有地について環境省との売却交渉が大筋合意したと発表した。これに伴い、国立公園化に必要なパブリックコメント(意見公募)の手続きが近く始まる見通しだ。
View Article認定こども園「すまいる」来春オープン/知名町
来春開園予定の知名認定こども園「すまいる」のイメージ図 知名町が同町瀬利覚で整備を進める知名認定こども園の園名が「すまいる」に決まった。同町2施設目の認定こども園。2013年4月開園の田皆認定こども園「きらきら」に続き、町民から園名を募集していた。町町民課によると、町内の小学1年生の提案名を採用した。
View Article「そら豆しょうゆ」特産品に/喜界町
喜界島の在来ソラマメを材料に活用したしょうゆ 喜界町農産物加工センターは、地場産の在来ソラマメを材料に使用した「喜界島のそら豆しょうゆ」を島内の小売店などで販売している。地場産作物を活用した加工品づくりの一環。企画立案した同センターの輝政和主査によると、同島の在来ソラマメは、ほとんどが自家消費。輝主査(39)は「白ゴマなどと並ぶ喜界島の地場産品としての可能性を探っていきたい」と話している。
View Article大和村で浅海底調査・菅九大教授ら研究チーム
UAVを用いて撮影したサンゴ礁地形=8月28日、大和村大棚漁港の沖合(撮影・長谷川均・国士舘大学教授)とマルチビーム測深中の船室=8月28日、同村大棚沖...
View Articleほ場で試験的かん水/徳之島ダム、台風の潮風害拡大防止へ
潮風害対策のかん水作業が行われたサトウキビ畑=5日、天城町 台風18号の接近、通過から一夜明けた5日、今夏に徳之島ダム(有効貯水量730万㌧)からの通水が始まった天城町の一部のほ場で、基幹作物サトウキビなど農作物の潮風害対策のための試験的なかん水作業が行われた。受益者組織が独自に設けた畑地かんがい施設の散水ルールに沿って、地区内全域に水をまき、被害拡大の防止を図った。
View Article口蹄疫・鳥インフルで職員研修/県大島支庁
防護服の着用実演などを交え、防疫体制への手順を確認した研修会=5日、奄美市名瀬の県大島支庁 鹿児島中央家畜保健衛生所大島支所と県大島支庁農政普及課は奄美市の同支庁会議室で5日、口蹄疫(こうていえき)と高病原性鳥インフルエンザの防疫作業研修会を開いた。同支庁職員が対象。発生時の迅速な対応に向け防疫体制や作業手順を確認したほか、防護服の着衣方法などについて実演を交え学んだ。
View Article生歌でエイサー演舞/アキラさん那間小の後輩とコラボ
川畑アキラさん(手前)の歌に合わせエイサーを舞う那間小学校の児童ら=2日、与論町(同校提供 与論町立那間小学校(日髙昭典校長、児童84人)の秋季大運動会が2日、同校校庭であり、プログラムの一つで生歌に乗せたエイサーが披露された。歌は与論島出身のシンガーソングライター川畑アキラさん、演舞は4~6年生37人と教職員。児童たちは憧れの島の先輩との共演に感動した様子だった。
View Article奄美群島 国立公園へ2本柱で
喜界町阿伝集落に残るサンゴ石垣の景観 奄美群島の国立公園について環境省は従来の国立公園にない、「生態系管理型」と「環境文化型」の2本柱を見込む。環境文化型は、人と自然との関わりを加味するもの。同省は奄美大島や喜界島、徳之島の各島の一部に残る風景や景観を主な要件と位置付けている。
View Article全国学校給食甲子園/金久中が県代表に
シビやシブリなど島の食材を使った金久中の給食メニュー(提供写真) 学校や給食センターが自慢の献立を競う「第11回全国学校給食甲子園」(特定非営利活動法人21世紀構想研究会主催)で、奄美市立金久中学校(向美芳校長)が九州・沖縄ブロックの代表12チームに選出された。同校は8日に大阪会場である表彰式に出席する。
View Article真夏日なお、渚まぶしく/奄美市
奄美地方は7日、高気圧に覆われ、各地で最高気温が30度を超える真夏日となり、奄美市名瀬では8月下旬並みの31・4度を記録した。奄美市名瀬の大浜海浜公園は秋空に白い雲がくっきりと浮かび、浜辺では透き通るエメラルドグリーンの海を背に写真撮影するカップルや海水浴を楽しむ親子連れの姿が見られた。(ドローン撮影)
View Article体験型観光の民宿を/東川代表が講演、住用町
体験活動を取り入れた民宿について講演した東川さん=6日、奄美市役所住用総合支所 「奄美大島のグリーンツーリズム~農林漁家体験民宿を始めよう」と題した講演会が5、6の両日、奄美市住用町であった。NPO法人まちづくり地域フォーラムかごしま探検の会代表理事の東川隆太郎さん(44)が講演し、「地元の普段の生活が観光資源になる」として体験型観光を取り入れた民宿展開を提案した。...
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