いつまでも元気で長生きしんしょれよ―。敬老の日の17日、奄美市、市社会福祉協議会主催の祝賀会が同市名瀬の奄美文化センターであった。敬老者や来賓、関係者ら約500人が出席した。式典に続いて余興がにぎやかに繰り広げられ、高齢者の長寿を祝った。
オープニングを飾ったのは奄美市少年少女合唱団。祖父母への感謝を込めて合唱曲「きっとありがとう」を披露した。
朝山毅市長は「皆さまは戦前、戦中、戦後の厳しい時代の中で大変な苦労をなされてきた。平成最後の敬老会。くれぐれもご自愛いただき、心豊かにお過ごしいただきたい」と呼び掛けた。
余興は祝い唄や園児の踊り、創作舞踊などと展開。市老人クラブ名瀬支部の有屋さんさんクラブも舞台に立ち、「百歳音頭」で花を添えた。締めの六調では来場者が飛び入り参加して盛り上がった。
8月31日現在、同市の80歳以上人口は4588人(名瀬3422人、住用236人、笠利930人)。100歳以上は前年より7人増の49人となった。