第11回与論カルタ大会(与論町子ども会育成連絡協議会など主催)は25日、町砂美地来館であった。子ども会31チーム252人が参加。かるた遊びを通して島の方言、歴史、文化への理解を深めた。
大会は遊びを通してユンヌフトゥバ(与論島の方言)や古里の島を愛する心を育む目的で毎年開催。2部門それぞれリンクトーナメントで競い、上学年の部は叶ブルーガールズ、下学年の部はモンスター叶が優勝した。
モンスター叶チームの福心結奈さん(那間小3年)は「自分の目の前にある札が取れるように頑張った。いっぱい練習したので優勝できてうれしい」と喜びを語った。
町岡光弘教育長は「島のことを学び、練習の成果が見られた大会だった。今後、島言葉がもっと親しまれていくように工夫していきたい」と講評した。