奄美群島全域で展開される「あまみシマ博覧会2018冬」のオープニングセレモニーが31日、各島の空港であった。観光関係者らが来島客を出迎え、シマ博のパンフレットを配った。シマ博は2月1日から3月21日まで。計94の体験型プログラムが実施される。
シマ博は着地型・体験型の観光企画として2010年スタート。夏、冬の年2回で、参加者は年々増加している。例年冬は2月中旬からだったが、今年は奄美観光桜マラソン(2月4日、奄美市)の出場者らにも参加機会を提供しようと開幕を早めた。
奄美空港での歓迎セレモニーには奄美大島観光協会、奄美群島観光物産協会、奄美群島広域事務組合の役職員らが参加。そろいの法被姿で到着客に「いらっしゃい。シマ博を楽しんで」と宣伝した。
観光物産協会の松元英雄統括リーダーは「島外客の参加が増加傾向。着地型観光メニューとして力を付けてきているようだ」と話した。観光協会の越間得晴会長は「継続してきたことでリピーター客も出ている。今回も地域独自のプログラムがいっぱい。気軽に利用して、奄美を満喫してほしい」と話した。
シマ博パンフレットは空港や宿泊施設、飲食店などにある。島の子どもたちにも楽しんでもらおうと小学校でも配布している。