旅客航運航、10月から休止 マルエーフェリー阪神―奄美航路
運休が決まった阪神~沖縄航路の琉球エキスプレス(提供写真) マルエーフェリー(本社奄美市名瀬、有村和晃社長)が10月10日から神戸―大阪―奄美群島―沖縄航路の旅客船運航を休止することを決めた。乗客の減少が続き、需要回復が見込めないと判断した。同社総務部によると、現時点で再開のめどは立っていない。
View Article台風5号で大雨、南部は少雨続く 17年・奄美の夏決算
台風5号による記録的な大雨で冠水した国道58号=8月5日、奄美市名瀬 今年の夏も奄美ではさまざまな出来事があった。台風5号が接近し、北部を中心に住家浸水や崖崩れなどが発生した。南部各島では少雨が続き、農作物への影響が懸念されている。和泊町と大和村では刺殺事件が発生し、海では水難事故も相次いだ。一方、観光や夏休みを利用した帰省で行楽地はにぎわいを見せた。 2017年夏を振り返る。...
View Article奄美航路の運賃割引、島民以外に適用
奄美航路の運賃割引が10月1日から2018年3月15日まで群島住民以外に適用される。鹿児島―群島各島の区間が対象となり、9月1日に予約の受け付けが始まった。奄美群島振興交付金を活用した3年目の運賃軽減事業。交流人口を増やすため、閑散期となる冬場の需要を喚起する狙いがある。県交通政策課によると、15、16年度はともに年間約6万人が利用した。
View Article群島各地の小中高で2学期始業式
1年生の教室で気合を入れる児童と教諭ら=1日、伊津部小学校 奄美群島内のほとんどの小中高校で1日、2学期の始業式があった。登校した児童生徒たちは、久しぶりに再会した友人や先生たちと笑顔で夏休みの思い出を語り合っていた。最も長い学期の始まりにあたり、学習や部活動などで目標を定め、気持ちを引き締めた。
View Article阿木名小中教諭ら薬物乱用の害悪学ぶ
薬物乱用の恐ろしさを伝える瀬戸内署生活安全刑事課の濵田課長=31日、阿木名小中 瀬戸内町立阿木名小中学校(草留久之校長、児童生徒76人)は31日、教職員を対象に薬物乱用防止研修を実施した。約20人が参加。瀬戸内署の署員を講師に招き、違法薬物の乱用の害悪について学んだ。
View Article大地震想定し防災訓練 知名町
警察や消防、自衛隊の合同で行われた、埋没車両からの救助訓練=1日、知名町 知名町で1日、総合防災訓練があった。行政や警察、消防、自衛隊、地域住民ら約300人が参加。大地震と大津波発生時の避難や関係機関の連携などを確認し、防災への意識を高めた。訓練は9月1日の「防災の日」に合わせて毎年実施している。
View Articleエコツアーガイドで研修会 奄美大島
「まち歩き」をテーマにあったエコツアーガイド育成研修会=2日、大和村の開饒(ひらとみ)神社 奄美群島広域事務組合主催のエコツアーガイド育成研修会が2日、大和村と奄美市であった。2017年度の4回目。受講生が作成したまち歩きツアーを展開し、それぞれが工夫を凝らしたプログラムで参加者を楽しませた。研修会は、奄振の非共事業を活用したエコツアーガイド初期段階育成事業で実施した。
View Article夜風感じ、十五夜唄あしび 奄美文化センター
夜風を楽しみながら島唄を堪能した「奄美十五夜唄あしび」=2日、奄美文化センター 奄美市の自主文化事業「奄美十五夜唄あしび」が2日夜、同市名瀬の奄美文化センター野外ステージであった。「よねや赤木名 島唄・八月踊り」と題し、同市笠利町の外金久、中金久、里集落を拠点に活動しているベテラン唄者が自慢ののどを披露。詰め掛けた観客は夜風に吹かれながら、楽しいひと時を過ごした。
View Article沖永良部と名瀬で過去最高/8月の平均気温
連日、青空が広がり日中の最高気温が30度を超える真夏日が続いた沖永良部島=8月上旬、和泊町 鹿児島地方気象台は3日までに九州南部・奄美地方の8月の気候統計値を発表した。奄美地方は沖永良部島と奄美市名瀬の2地点で8月の月平均気温が過去最高を更新。沖永良部島で30・1度、名瀬で29・6度を観測した。沖永良部では降水量も平年比27%とかなり少なく、農作物などへの影響が懸念される。
View Article与名間林道で自然観察会/天城町
アマミノクロウサギの幼獣とみられる死骸を観察する子どもたち=3日、天城町与名間 天城町立岡前小学校与名間分校の家庭教育学級(西元章子学級長)は3日、同町の与名間林道で自然観察会を開いた。同町自然保護専門員の岡崎幹人さんを講師に、与名間林道一帯に生息する希少野生動植物などを観察。参加した児童や保護者は身近に残る自然の素晴らしさに触れ、希少種保護の重要性に理解を深めた。
View Article大和村観光大使に「すもも」
大和村の観光大使に任命された指宿さん(中央)と伊さん(右)=8月27日、大和村思勝(提供写真) 大和村は8月27日、島唄ユニット「すもも」を観光大使に任命した。すももは指宿桃子さん(25)=奄美市名瀬出身=と、伊成実さん(24)=伊仙町出身=の2人組。任期は3年。指宿さんは「大和村の特産はスモモ。特別な縁を感じる。大和村、奄美のPRに少しでも役立ちたい」と抱負を述べた。
View Article小学生がAI技術学ぶ=瀬戸内町
AIロボットを興味深く見詰める参加者=8月27日、瀬戸内町 瀬戸内町の小学3~6年生を対象とした人工知能(AI)ロボットプログラミング体験会が8月27日、町役場であった。午前の部に8人、午後の部に7人が参加。ロボットを動かすための命令をつくる作業を学び、関心を深めた。
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