小宿町内会がDVD付き記念誌を発行
八月踊り・相撲甚句の保存DVDのお披露目があった祝賀会=10日、奄美市名瀬 奄美市名瀬の小宿町内会(山田良一会長)は小宿相撲甚句100周年を記念したDVD付き記念誌を発行した。伝統の八月踊りや相撲甚句を継承しようと、市の伝統文化保存事業や紡ぐきょらの郷づくり事業を活用。記念誌の完成を記念して10日、地区公民館で祝賀会があった。
View Article島尾敏雄の世界学ぶ講座、名瀬で開講
16人が受講した奄美市生涯学習講座「生誕100年 島尾敏雄の世界を学ぶ」=10日、奄美市名瀬の名瀬公民館 奄美市生涯学習講座「生誕100年 島尾敏雄の世界を学ぶ」(全16回)が10日、名瀬公民館(紬会館7階)で開講した。16人が受講。初回テーマは「島尾敏雄の世界を知ろう...
View Article秋名・幾里を「まち歩き」
豪農が建てた巨大な石垣を見物する参加者ら=11日、龍郷町秋名 龍郷町の秋名、幾里両集落主催の「まち歩き」イベントが11日、現地であった。講師はNPO法人まちづくり地域フォーラム・かごしま探検の会代表理事の東川隆太郎さん。まち歩きやシンポジウムを開催して集落の活性化を図るためのヒントを探った。
View Article郡民会議がオスプレイ緊急着陸受け嘆願書
米軍の新型輸送機オスプレイの奄美空港(奄美市笠利町)への緊急着陸を受け、「奄美の自然と平和を守る郡民会議」(喜入拓司議長)は13日、朝山毅市長と竹山耕平市議会議長宛てに、防衛省に対して原因究明と公表、奄美上空での飛行訓練中止を要請するよう求める嘆願書を提出した。
View Article奄美市パッション品評会 金賞に森永さん(名瀬)
奄美市施設パッションフルーツ品評会の各賞受賞者=13日、同市名瀬 2017年度奄美市施設パッションフルーツ品評会が13日、同市名瀬朝戸の市農村環境改善センターであった。ルビースターと呼ばれる品種24点(笠利12、名瀬11、住用1)が出品され、金賞に森永幸二郎さん(名瀬)が選ばれた。
View Article「しま唄のふるさとを訪ねて」出版/奄美市名瀬 森山博勝さん
78曲を収めた「シマ唄集」を出版した森山さん=奄美市名瀬 奄美市名瀬の森山博勝さん(66)はこのほど、「シマ唄のふるさとを訪ねて」を自費出版した。4年がかりで各地に残る島唄78曲の歌詞(方言)の意味、歴史的な背景を調べ、さらに唄の舞台を写真に収めた。足でまとめた島唄の深みと多様性に触れることができる貴重な一冊だ。
View Article沖永良部島でウミガメ調査/研究員と近畿大の学生ら
調査の目的でアカウミガメに衛星発信機を取り付けた近大の学生ら(提供写真)=8日、沖永良部島内の浜 近畿大の学生やウミガメの研究者らが今月1日から2週間、沖永良部島でアカウミガメの調査を行った。島内の砂浜に上陸したアカウミガメに衛星発信機を装着し、回遊の経路や速さなどのデータを集めた。
View Article新会長に四本氏(伊仙町)選出/奄美文化財保護対策協
文化財の保護・活用について意見や情報を交換した研修会=14日、知名町 奄美群島文化財保護対策連絡協議会の2017年度総会・研修会が14日、知名町中央公民館であった。総会では本年度の事業計画などを承認し、役員改選で新会長に四本延宏氏(伊仙町)を選出した。研修会では県や各市町村の文化財の保護・活用の現状などについて情報や意見を交換した。
View Article新沖縄県史「沖縄戦」刊行
沖縄県教育委員会ははこのほど、県史「各論編6 沖縄戦」を刊行した=写真。「奄美諸島の沖縄戦」と題した節では、奄美諸島への軍配備や空襲、被害状況も取り上げた。新沖縄県史編集専門部会(沖縄戦)部会長の吉浜忍沖縄国際大教授(67)は「沖縄戦は沖縄本島だけのものではない。離島や奄美も含めて本当の意味での全体像が分かる」とその意義を語った。
View Articleサンゴ産卵、始まる/奄美大島
夜の海を神秘的な雰囲気で包むサンゴの産卵=14日午後11時ごろ、奄美市名瀬の大浜海岸で興克樹さん撮影 奄美大島沿岸でサンゴの産卵が始まった。卵と精子の入った直径0・5㍉ほどの淡いピンク色のカプセルが無数に漂い、夜の海を神秘的な雰囲気に包んでいる。カプセルから生まれた幼生は浮遊しながら数週間をかけて海底にたどり着き、サンゴとして成長する。産卵は9月ごろまで続く。
View Article世界一を曽祖母に報告=ストリートダンスの亀井姉妹
曽祖母の屋田シズ子さん(前列左)を訪問した亀井姉妹と家族=14日、奄美市名瀬 2015年にストリートダンス大会で世界一に輝いた奄美3世の亀井杏奈さん(12)、佑奈さん(11)姉妹が14日、奄美大島に初来島し、曽祖母の屋田シズ子さん(96)が入所する奄美市名瀬の施設を訪れた。亀井姉妹は「曽祖母に直接会って優勝の報告ができた」と笑顔で話した。
View Article夜の海に幻想の彩り/徳之島でサンゴ産卵
夜の海を幻想的に彩るサンゴの産卵=15日午後10時ごろ、徳之島町の母間海岸(池村茂さん撮影) 徳之島でサンゴが産卵シーズンを迎えた。徳之島町の母間海岸のリーフ内で15日夜、枝状のミドリイシ属のサンゴが卵と精子の入った直径0・5㍉ほどのカプセルを一斉に放出し、漆黒の海を幻想的に彩った。
View Articleハード・ソフト両面の充実を/病害虫対策も要望、奄振審議会
活発な質疑があった奄振審議会=16日、東京・霞が関の中央合同庁舎 第107回奄美群島振興開発審議会(原口泉会長、委員11人)が16日、東京・霞が関の中央合同庁舎であった。委員らは「奄振事業が地域課題の解決に成果を上げている」と評価した半面、「急激な追い風に対しハード、ソフト両面での対策が必要」と指摘。ミカンコミバエの再侵入に伴う出荷規制の経験を踏まえて病害虫対策や相場対策を求めた。
View Articleトビウオ漁体験ツアー、大和村沖で/奄美大島観光の可能性探る
伝統のトビウオ漁を体験した参加者ら=15日、大和村大棚の沖合 着地型旅行商品の造成に向けた関東、関西などの旅行会社や航空会社5社を招いた体験ツアーが13~16日、奄美大島であった。一行は伝統漁法の「ロープ引きトビウオ漁」をはじめ、島内各地をめぐって豊かな自然や文化の魅力に触れ、世界自然遺産候補地として期待が高まる奄美観光の可能性を探った。...
View Articleソテツ活用、先人に学ぶ/知名町
実際にソテツに触れて、葉や実、幹などの特徴・利用法を学ぶ参加者=17日、知名町 知名町教育委員会主催の「先人の知恵に学ぶ体験活動」が17日、同町中央公民館ホールであった。町内の児童や保護者、学校教諭ら約50人が参加。食材や畑の肥料など、島の先人たちがソテツをどのように活用していたかを学ぶとともに、ソテツの葉を使った虫かごやおもちゃ作りなど工作にも挑戦した。
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