廃止路線バス代替運行開始 今里―大棚間で大型タクシー 大和村
バス廃止路線で代替運行する大型タクシー=1日、大和村 バス路線の一部廃止に伴い大和村は1日、今里―大棚間で大型タクシー(乗車定員11人以下)による代替運行を開始した。利用料は無料。当面は2019年3月末まで継続する方針。19年度以降について、村企画観光課は「12月までの利用状況などを見て、村営以外の選択肢も含めて検討する」と話した。...
View Articleタクシー車両へ切り替 龍郷町バス上戸口―ビッグⅡ線 土日は予約制 料金変更なし
龍郷町内で運行を開始したタクシー車両=2日、同町中勝のバス停「ビッグⅡ前」 龍郷町は1日、町内のバス路線「上戸口―ビッグⅡ」線をタクシー(最大乗客数4人)に車両を切り替えた。平日は従来の時刻表通り、土日祝祭日は事前予約制のデマンド運行となる。利用料金の変更はなく、大人120円、子ども60円。担当者は「住民の足となるバス路線維持のため」として理解を求めている。...
View Article1642点を 蔵出し 企画展「奄美大島・徳之島の自然」 県立博物館
奄美大島と徳之島の自然をテーマにした資料が並ぶ企画展=2日、鹿児島市の県立博物館 【鹿児島総局】「蔵出し博物館 奄美大島・徳之島の自然」と題した企画展が鹿児島市の県立博物館で開かれている。15万点に及ぶ収蔵品の中から、動植物の標本や剥製など1642点を展示。豊富な資料を通して、自然の成り立ちや保護活動を学ぶことができる。...
View Articleバス空白地帯ゼロへ実証運行 打田原・前肥田地区に乗り合いタクシー 奄美市笠利町
前肥田・打田原地区を対象にデマンド交通実証運行がスタート=2日、奄美市笠利町 バス路線のない地域の交通手段確保につなげようと奄美市は2日、笠利町打田原・前肥田地区で事前予約制のデマンド交通実証運行をスタートした。週3回、鯨浜を含む3集落と赤木名地区を結び、乗り合いタクシーを運行させる。来年3月末まで半年間かけて利用需要を調査し、持続可能な運行手法を探る。...
View Article台風24号でキビ減収量3万㌧超 徳之島
台風24号の影響が懸念されるサトウキビ=3日、天城町浅間 台風24号の強風で、徳之島の基幹作物サトウキビは全ほ場で倒伏や葉の裂傷などが発生した。折損被害は全体の約25%、潮風害も半数以上のほ場で確認され、減収量は3万トンを超える見込み。南西糖業徳之島事業本部は「今後の生育、登熟への影響が懸念される」としている。...
View Article沖永良部島台風でサトウキビ減収率12%
台風被害を受けた、植え付けて間もないキクのほ場=3日、和泊町国頭 台風24号の影響で、農業立島を掲げる沖永良部島ではサトウキビや特産の花卉(き)をはじめとした農作物や、農業施設に損害が生じた。島内の農家らは被害状況を嘆く間もなく、台風25号の接近に備えた対策に追われている。...
View Article奄美の住家被害3千棟超 台風24号
県危機管理防災課が3日午後3時現在でまとめた台風24号の被害状況によると、奄美12市町村の住家被害は3073棟、非住家も含めた建物被害は3664棟に達した。同日午後5時現在、奄美市、喜界町、伊仙町の3市町で計約600戸が停電。一部地域では携帯電話の通信・サービス障害も続いている。...
View Article沖防波堤も台風被害 名瀬港
高波をかぶる沖防波堤(9月30日午前9時ごろ=奄美市名瀬大熊の県道から撮影) 名瀬港の沖防波堤が台風24号通過による高波などの影響で壊されていたことが3日までに分かった。管理する国土交通省九州整備局鹿児島港湾・空港整備事務所名瀬港出張所は「台風25号の通過を待って本格的に調査し、復旧工事など今後の対応を決めたい」としている。...
View Article希少種の盗掘・盗採防止へ夜間合同パトロール
希少種の盗掘・盗採の防止のため夜間のパトロールを行う関係者ら=2日、奄美大島(環境省奄美自然保護官事務所提供) 奄美大島で希少な動植物の盗掘・盗採が相次いでいることを受けて、環境省と島内5市町村でつくる奄美大島自然保護協議会は2日、警察と連携して島内の林道で夜間合同パトロールを行った。今後もパトロールを継続し、不審者や車両に対する監視を強化して盗掘・盗採の防止を図る。...
View Article国頭小で天皇皇后両陛下、訪問の記念碑除幕
記念碑に向かい「えらぶ百合の花」を歌う国頭小の児童=2日、和泊町の国頭小 昨年11月18日に天皇皇后両陛下が訪問された和泊町立国頭小学校(脇田幸治校長、児童67人)で2日、両陛下の訪問を記念した碑の除幕式が行われた。午前中に開催した運動会終了後に実施。同校児童や地域住民ら大勢の人が立ち合い、両陛下が訪問された当時の様子を振り返り、記念碑の建立を祝った。...
View Article奄美文化センターの高倉群、全壊、半壊
台風の強風で倒壊した高倉群(上)=2日、奄美文化センター一万人ひろば 奄美市名瀬の奄美文化センター一万人ひろばの高倉群(5棟)が台風24号の強風で倒壊した。全壊した棟もあれば、半壊状態で柱が倒れ、その上に屋根と倉の部分が乗っている棟もあり、いずれも損傷が激しい。市教育委員会は「安全確保のため、撤去を急ぐ。貴重な文化資料でもあり、年次的にでも復元に向けて取り組みたい」との考えを示した。...
View Article「また台風」と島民はため息 台風25号で沖永良部島
旅客ターミナルビルを覆わんばかりの高波=4日、和泊町の和泊港 沖永良部島は3日に台風25号の強風域に入り、同日夜から島内各地で断続的に停電している。先月29日に最接近した台風24号による停電の復旧から間もない再停電。島内では「またか」との住民のため息と連続台風による被害を不安視する声が聞かれる。...
View Article20周年イベントで連日盛況 奄美市名瀬・アシビ
ステージ、観客一体で盛り上がるアシビ20周年イベント=3日、奄美市名瀬金久町 開店20周年を迎える奄美市名瀬のライブハウス「ASIVI(アシビ)」の記念イベントが9月29日から始まり連日盛況となっている。10日まで入場無料でワンドリンクサービスの大盤振る舞い。同店の麓憲吾代表は「アシビを支えてくれているお客さんへの感謝、還元の思いを込めた。ぜひ遊びに来て」と呼び掛けた。...
View Article6日ぶり給食に笑顔 伊仙町
6日ぶりに提供された給食を味わう児童ら=4日、伊仙町犬田布小学校 伊仙町内の小中学校11校で4日、台風24号の通過後で初めてとなる学校給食が提供され、児童生徒は6日ぶりの給食に笑顔を広げた。ただ、5日は台風25号が徳之島に最接近するため再び給食はなく、本格的な給食再開は連休明けの9日以降となりそうだ。...
View Article新旧鹿児島女性副知事が抱負
副知事を退任する小林氏(左)と新たに任命された中村氏=4日、鹿児島市の県庁 鹿児島県初の女性副知事を務めた小林洋子氏(52)と後任の中村かおり氏(46)が4日、そろって会見した。小林氏は女性活躍の顔として取り組んだ2年間の県政を振り返り、「現場の経験を忘れず、鹿児島の応援団として力を尽くしたい」と語った。...
View Article東が丘団地で買い物支援 奄美市名瀬小浜町
住民の購入品を持って避難用歩道を上る奄美市の職員=4日、奄美市名瀬小浜町 奄美市は4日、土砂崩れに伴う市道の全面通行止めで半孤立状態となっている同市名瀬小浜町の東が丘団地(125世帯205人)で買い物支援を行った。市職員が避難用歩道を使って高台にある団地まで食料や日用品を運び上げ、集会所で住民に販売。台風25号が接近する中、住民は数日ぶりの買い物に安堵の表情をのぞかせた。...
View Article広報誌「とおしめ」を創刊 会員の生きがいづくりへ 龍郷町老人クラブ連合会
龍郷町老人クラブ連合会(平義隆会長、会員1171人)は9月、広報誌「とおしめ」=写真=を創刊した。広報誌の発行は老連52年の歴史で初の取り組み。奄美では初。老連は「会員の生きがいづくりと地域発展に寄与したい」と意気込みを示した。年2回の発行を目指す。...
View Article2週連続台風 「もうくたくた」 船便欠航で資材など不足も
2週連続台風で発電機などが品薄となった店内=5日、龍郷町 台風24号が大きな爪痕を残した奄美群島に5日、大型で強い台風25号が接近した。相次ぐ台風の上陸・接近に、住民からは「もうくたくた」「2次災害が心配で出歩くのが怖い」など不安の声がもれた。物流の乱れで復旧資材が不足している地域もあり、住民は不便な生活を強いられている。...
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