秋名アラセツへ準備万端 龍郷町
ショチョガマを組み立てる秋名・幾里の住民と他地区のボランティアたち=2日、龍郷町秋名 国の重要無形民俗文化財に指定されている龍郷町の「秋名アラセツ行事」で使う「ショチョガマ」が2日、集落と田袋を見下ろす中里(なざと)の山の中腹に完成した。秋名・幾里集落の住民と、他の地区からのボランティア計約120人が協力して祭場に資材を運び上げ、片屋根のわらぶき小屋(ショチョガマ)を建てた。...
View Articleケンムンの絵本刊行 絵と文は永田萠さん担当
完成した絵本「ケンムンとぼくの夏」を手にする渡会長 奄美の森に住むといわれる妖精「ケンムン」をテーマにした絵本「ケンムンとぼくの夏」が10日、刊行される。色彩豊かな画風で知られ、国内外で活躍するイラストレーター・絵本作家の永田萠さん(京都市)が絵と文を担当。奄美大島を舞台に、都会からやってきた少年の目線で豊かな自然や暮らしを鮮やかに切り取った。A4判変型、36ページ、定価1400円(税抜き)。...
View Article奄美高校が準優勝 県高校ロボコン
県高校ロボット競技大会で準優勝した(左から)平さん、瀧田さん、中村さん、小薗教諭=3日、奄美市名瀬の奄美高校 第24回県高校ロボット競技大会が8月28日、霧島市の隼人工業高校であり、県立奄美高校(堀之内尚郎校長、生徒512人)=奄美市名瀬=の工業技術研究部が準優勝に輝いた。同校を含む上位4校は10月に山口県で開催される全国大会へ出場する。...
View Articleシンポでノネコ・野良猫問題指摘 奄美こども環境調査隊
「奄美こども環境調査隊」(奄美市教育委員会、南海日日新聞社主催)は1日、沖縄県那覇市で開かれた「沖縄こども環境調査隊2018」(沖縄タイムス社主催)のシンポジウムに参加し、奄美の自然文化や環境を守る取り組みについて紹介した。世界自然遺産登録で注目された今年、環境調査を通して沖縄の子どもたちと交流できたことを好機ととらえ「私たちが奄美と沖縄をつなぐ懸け橋となり、さらに交流を深めたい」と力強く発信した。...
View Article白畑さん(奄美市)が市長を表敬 今月サーフスキー世界大会へ出場
サーフスキーの世界大会「2018オーシャンレーシングワールドカップ」に日本代表として出場する白畑瞬さん(33)が3日、朝山毅奄美市長を表敬訪問した。白畑さんは「日の丸を背負う誇りを持って出場し、期待に応えられる結果を持ち帰りたい」と力を込めた。 世界大会へ出場する白畑さん(写真左)と朝山市長=3日、奄美市役所...
View Articleシニア世代もスマホ活用 奄美市で入門講座
指導スタッフからタブレット、スマートフォンの操作方法を学ぶ参加者=8月30日、奄美市 おおむね50歳以上を対象としたタブレット・スマートフォン(スマホ)入門講座は8月30日、奄美市名瀬のAiAiひろばで始まった。奄美大島内の27人が受講。9月14日まで、全4回の講座を通して基本的な操作方法などを学ぶ。...
View Article奄美島人、「還暦選抜」に初出場 初戦突破目指し、練習に熱
昨年の九州還暦野球県予選で優勝した奄美島人 還暦を迎えてなお野球に情熱を燃やすクラブチーム「奄美島人(アマミシマンチュ)」(安田勇治監督)が9~11日、新潟県で開催される第20回全日本選抜還暦軟式野球大会に初めて出場する。チームの最高齢は69歳。1997年の「なみはや国体」(大阪)で壮年の部に出場したときのメンバーが中心だ。目標は「初戦突破」。練習にも熱が入る。...
View Article若年層の献血率アップ課題 奄美市献血推進協
2018年度の献血計画などを決めた奄美市献血推進協議会=3日、奄美市役所 奄美市献血推進協議会(会長・朝山毅市長)の会合が3日、市役所会議室であり、2018年度の献血計画を決めた。本年度の献血協力者動員目標数は一般720人、高校生60人の計780人。10月17日から奄美大島14会場で夏期献血を実施する予定。県赤十字血液センターなどは、減少傾向にある若年層の献血者数増を課題に挙げた。...
View Article宮村さん(徳之島民研)8位入賞 民謡民舞全国大会
民謡民舞少年少女全国大会の中学生の部で8位入賞した宮村祐花さん=写真は5月の奄美民謡大賞時 2018年度民謡民舞少年少女全国大会(文化庁、公益財団法人日本民謡協会共催)が8月11、12の両日、東京都品川の総合区民会館きゅりあん大ホールであった。全国の予選を突破した個人185人と団体4組が出場。奄美からは8人が出場し、野茶坊節を歌った宮村祐花さん(徳之島民研)が中学生の部で8位入賞した。...
View Article希少種の盗掘防止へ 奄美大島で夜間パトロール
夜間の林道でパトロールを行う環境省の関係者=8月、奄美大島(環境省奄美自然保護官事務所提供) 環境省は8月、奄美大島の希少種保全夜間パトロール事業を開始した。山中の林道など島内5市町村の複数のルートで夜間にパトロール(巡視)を行い、希少種の盗掘・盗採防止を図り、生息状況の調査や外来種の監視も行う。...
View Article給食に日本一の県産黒牛 大和村
伊集院村長と県産黒毛和牛を使った給食を味わう生徒=4日、大和村の大和中学校 大和村は4日、村内の小中学校計5校に県産黒毛和牛を使った給食を提供した。大和中学校(有村哲郎校長、生徒36人)には伊集院幼村長が訪れ、生徒らと県自慢の牛肉を味わった。...
View Article「これほどの暴風初めて」 ○奄美出身者 台風21号の脅威語る
腰まで水に漬かりながら避難する住民=4日午後、神戸市(提供写真) 4日、関西と四国を縦断した台風21号。大阪や兵庫など奄美出身者たちが多く住むエリアで猛威を振るい、甚大な被害をもたらした。南海日日新聞の取材に、出身者たちは「これほどの暴風は初めて」「島の台風を思い出した」とその脅威を語った。...
View Article伝統の塩作り体験 和泊町の国頭小
昔ながらの塩炊き作業を体験する国頭小の6年生ら=5日、和泊町 和泊町の国頭小学校(脇田幸治校長)で5日、伝統の塩炊き学習があった。6年生15人とその保護者らが海水を加熱して水分を蒸発させる昔ながらの塩作りに挑戦。汗だくになりながら作業し、地域の先人たちの苦労に思いをはせた。...
View Article一村の世界に触れる 記念美術館で作品鑑賞会
一村の展示作品を見学する参加者=2日、奄美市笠利町の田中一村記念美術館 奄美に縁の深い日本画家、田中一村の作品鑑賞会が2日、奄美市笠利町の田中一村記念美術館であった。奄美大島内外から小学生―一般の17人が参加。同館の前野耕一学芸専門員(49)の解説に耳を傾けながら展示作品を鑑賞し、奄美の豊かな自然に魅了された一村の生きざまに触れた。...
View Articleスカイランニング世界大会に意欲 永里(伊仙町出身)さん日本代表で出場
スカイランニング世界選手権に日本代表で出場する永里さん(提供写真) 山岳を駆け抜けるスピードを競うスカイランニングの世界選手権が13~15の3日間、イギリスである。日本代表選手として伊仙町出身の永里剛城さん(29)=陸上自衛隊=が初出場する。永里さんは「初の世界大会で緊張もあるが、日本代表の一員として頑張りたい」と話した。...
View Article琉球大、筑波大生ら実習 奄美博物館
資料の記録と整理を行う実習生=6日、奄美市名瀬の奄美博物館 博物館学芸員の資格取得を目指す大学生が8月27日から、奄美市立奄美博物館(高梨修館長)で実習を行っている。県外大学の3人が参加し、資料整理や企画、展示など同館の業務に携わりながら、知識や技術を深めている。9月14日まで。...
View Articleさかなクン母、息子の著書寄贈 天城町兼久小学校
寄贈されたさかなクンの著書を手に笑みを浮かべる児童ら=6日、天城町兼久小学校 東京海洋大学名誉博士でタレントの「さかなクン」の母・宮澤正美さん=千葉県館山市=がこのほど、天城町立兼久小学校(白川満校長、児童54人)にさかなクンの書籍22点を寄贈した。さかなクンと親交のある同町地域おこし協力隊の益子正和さん(60)は「一つ特技をつくれば、立派な人になれることに気付いてくれたら」と期待を寄せている。...
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