龍郷町大勝のサンサン保育園(南奈津香園長、園児19人)は11月15日と22日、敷地内にある「夢おりの郷」(南晋吾代表取締役社長)で「親子ふれあいはたおり教室」を開きました。来春卒園予定の園児6人と保護者らが参加。大島紬の機織りを体験し、地元の伝統産業に触れました。
同園は2016年度から卒園製作に取り組んでいます。本年度は、縦15センチ、横40センチほどの布作品を完成させました。園児たちは機織り機に保護者と並んで座り、たて糸によこ糸を交差させ、くし状の道具(オサ)でよこ糸をトントンと打ち込みました。
同町瀬留の村山昴強さん(37)と笑羽さん(3)は父子で22日の体験に参加。笑羽さんは「お父さんとトントンするのが楽しかった」、昴強さんは「祖母の機織り機で小さいころ遊んでいたのを思い出した。娘の記憶に残る体験になればうれしい」と話しました。