日本郵便㈱九州支社(熊本市、髙手義彦支社長)は25日、NHK大河ドラマ「西郷どん」放映を記念したオリジナルフレーム切手セットの販売を開始した。龍郷町役場では贈呈式があり、大勝郵便局の重原幸和局長(49)が竹田泰典町長に切手セットを手渡した。
フレーム切手は、西郷隆盛役の鈴木亮平さんと桜島の写真をメインに、龍郷湾や西郷像などの記念切手が台紙に並んでいる。龍郷柄の大島紬写真も使用されている。
九州各県の郵便局計440局で計5千セットを販売。奄美群島では12市町村計63局(簡易局除く)で計500セットを販売する。郵便局のインターネットショップでも購入できる。
龍郷町役場には大勝局の重原局長ら関係者4人が訪れ、「『西郷どん』放映を機会に、鹿児島の魅力をアピールしたい」と語った。竹田町長は「町を挙げて『西郷どん』をPRしている。切手発行に感謝する」と述べた。
切手セットは2019年2月まで、同町特別企画「西郷隆盛と菊次郎展」が行われている町生涯学習センターりゅうがく館で展示する予定だ。
セット内容は82円切手10枚とB4サイズの二つ折り台紙、専用フレーム。価格は2千円(税込み)。