2020年のかごしま国体に向けた「ゆめ~KIBAIYANSE~ダンス」の指導者等養成講習会が24日、奄美市の旧大島工業高校体育館であった。奄美大島内外から学校関係者、地域女性団体、スポーツ指導者ら約50人が受講。振り付けを考えた鹿児島女子短期大学の小松恵理子教授の指導を受け、約2時間半、汗を流した。
第75回国民体育大会鹿児島県準備委員会が主催。「ゆめ~KIBAIYANSE~」は大会のイメージソングで鹿児島市出身のシンガー・ソングライター辛島美登里さんが作詞、作曲、歌を手掛けた。夢に向かって頑張る人たちの背中を押す曲となっている。
「きばいやんせ」は鹿児島弁で「頑張れ」の意味。小松教授は「南国を表現するためにサンバのステップを取り入れた。リズムが細かくて少し難しいところもあるが、ダンスは正確さよりハート。子どもからお年寄りまで楽しんで踊ってほしい」と話した。
受講した桑原舞さん(大島高校1年)は「来年の体育祭で踊るため参加した。新体操部なのでしっかり覚え、学校の皆に教えたい。踊っていてすごく楽しい曲。2年後の国体が楽しみ」と笑顔を見せた。
かごしま国体のホームページ(https://kagoshimakokutai2020.jp/dance/)でレッスン動画が公開されている。