$ 0 0 物語の主人公島田さん、ラッキー、著者の小林氏(左から)=1日、徳之島町 徳之島の一人の男の人生を変えた捨て犬の出会いや暮らしを追った、大宅賞作家・小林照幸氏著「車いす犬ラッキー―捨てられた命と生きる―」(毎日新聞出版)がこのほど出版された。作品の主人公は徳之島町亀津在住の自営業島田須尚さん(67)と車いすの愛犬「ラッキー」。殺処分や犬猫の遺棄問題など、ペットを巡る徳之島の現状を挙げつつ、犬と人のドラマを通じて命の意味や終生飼養を問うノンフィクション作品となっている。