ショチョガマ・平瀬マンカイ 稲魂招き豊作祈る
「ヨラ、メラ」の掛け声で「ショチョガマ」を揺り倒した男衆=11日、午前6時30分ごろ 龍郷町の秋名・幾里地区に伝わるアラセツ(新節)行事の「ショチョガマ」と「平瀬マンカイ」が11日、同地区の山腹と海辺であった。日曜日の開催となった今年は例年以上に大勢の見物客が見守る中、地域住民らがニャダマ(稲魂)を招いて豊作を祈願した。 海のかなたの神々に五穀豊穣を祈る「平瀬マンカイ」=11日、午後4時ごろ
View Article伊仙町東伊仙東集落で青年団ら「綱かき」
力を合わせてわらを編み上げた伝統の綱かき=10日夜、伊仙町 伊仙町の東伊仙東集落(為征四郎区長、148世帯)に伝わる「綱かき」が10日夜、同集落公民館であった。青年団の呼び掛けで子どもからお年寄りまで約50人が参加。力を合わせて10㍍以上の大綱を編み上げた。完成した綱は15日の十五夜祭の綱引きや相撲の土俵に使われる。
View Articleノネコ7匹、本土移送/徳之島の山中で捕獲
県本土の動物病院へノネコ7匹を送った関係者ら=13日、徳之島町の亀徳新港 環境省徳之島自然保護官事務所は13日、徳之島の山中で捕獲した野生化した猫(ノネコ)7匹を同島から上りの定期船で県本土に送った。島外でノネコの新しい飼い主を探す試みで、2015年8月に続いて2度目。県獣医師会の協力で、鹿児島市などの動物病院7施設が猫を受け入れる。
View Article子ども一時預かります/瀬戸内町に施設初オープン
1時間単位で利用できる一時預かり所「ママ・サポ・スマイル」=瀬戸内町古仁屋 瀬戸内町古仁屋のせとうち海の駅で1日から、未就学児対象の一時預かり所「ママ・サポ・スマイル」(多島怜子代表)がオープンしている。保育士が常駐し、1時間単位で子どもを預かる仕組みで、同町では初めての試み。急用でも子どもを預ける場がない親たちの助けになりそうだ。 問い合わせは電話080(8582)5578ママ・サポ。
View Article成瀬さん(大島北高)、香港派遣に/県青少年海外ふれあい事業
県青少年海外ふれあい事業で香港派遣団員に選ばれた成瀬茉倫さん=13日、大島北高校 2016年度の県青少年海外ふれあい事業で香港に派遣する団員に、奄美群島から県立大島北高校1年の成瀬茉倫さん(15)が選ばれた。成瀬さんは団員で最年少。15日の香港入りを前に「奄美の代表として奄美の魅力をしっかりPRしたい」と話した。
View Article大久保町長が立候補表明/伊仙町長選、5期目目指す
5期目に向けて立候補を表明した大久保明町長=14日、伊仙町 2017年10月に任期満了を迎える伊仙町の大久保明町長は14日、次期町長選挙に立候補し、5期目を目指す意向を表明した。町議会9月定例会の一般質問で「強い気持ちで立候補したいと思っている。改革すべきところは変え、新しい伊仙町をつくる。あらゆる政策をみんなの力で実現したい」と述べた。
View Article奄美5町村議会/正副議長が決まる
奄美群島5町村議会(宇検、龍郷、和泊、知名、与論)は14日、改選後の初議会となる臨時会を開いた。議長と副議長を選出し、委員会構成を決めた。 宇検村 喜島孝行議長、杉浦治俊副議長 龍郷町 窪田圭喜議長、岩﨑晴海副議長 和泊町 永野利則議長、桂弘一副議長 知名町 名間武忠議長、平秀徳副議長 与論町 福地元一郎議長、林隆壽副議長
View Article国内最高齢 田島さんに県から祝い状
県から祝い状贈呈などを受けた国内最高齢の田島ナビさん(中央)と孫の廣行さん、由起子さん夫婦=15日、喜界町 県は「老人の日」の15日、国内最高齢の喜界町在住、田島ナビさん(116)に祝い状と記念品を贈った。県大島支庁の鎮寺裕人支庁長が特別養護老人ホーム「喜界園」に田島さんを訪ねて手渡した。
View Article紙面舞う稲作儀礼 油井の豊年踊り
詰め掛けた観客を魅了した油井豊年踊り=15日、瀬戸内町油井集落 旧暦8月15日の15日、瀬戸内町の油井集落(内田百一区長、31世帯58人)で県の無形民俗文化財「油井の豊年踊り」が披露された。仮面姿で稲作の様子をユーモラスに表現し、町内外から訪れた観客を魅了した。豊年踊りは、豊作を神々に感謝し祝う行事。土俵を田んぼや臼、踊り手をすり臼やきねに見立て、微笑をたたえた紙面(かみめん)を付けるのが特徴。
View Article五穀豊穣、島中安穏願う/与論十五夜踊
会場を盛り上げた二番組の「獅子舞」=15日、与論町城の地主神社 与論町城の地主(とこぬし)神社で15日、国の重要無形民俗文化財の「与論十五夜踊」が奉納された。大和の狂言を模した「一番組」と琉球風の「二番組」が交互に踊りや寸劇を披露し、五穀豊穣(ほうじょう)や島中安穏を願った。
View Articleほがらか歌声、響かせ健康87歳
最高齢87歳の末川さんの歌で盛り上がるカラオケ仲間=14日、和泊町手々知名 「見てみ。あのNHK歌手。最高だろう」。歌っているのは、和泊町国頭の末川隆哲さん(87)。十八番とする氷川きよしの「きよしのズンドコ節」の前奏が流れると、履き込んだ草履を脱ぎ、ソファに上がった。右手にマイクを握り、左手の拳と腰でリズムを取りながら「ズンズンズンズンドコ...
View Article大島高校で米国総領事館職員ら講演
講師の留学体験を聞く生徒ら=14日、大島高校 奄美市名瀬の県立大島高校(池田浩一校長、生徒数798人)で14日、「沖縄米国総領事館による留学経験者講演会」があった。領事館職員やアメリカに留学した大学生などから日本との違いや外国で生活する知恵を学んだ。沖縄米国領事館職員の田里真紀子さん、琉球大学で社会学を学ぶ島袋葵さん、沖縄在住の仲本利之さんが留学中に感じたことを生徒に話した。
View Article自由研究テーマに発表 龍郷町
夏休みの自由研究や環境保全への取り組みを発表する子どもたち=17日、龍郷町役場 龍郷町の自由研究発表大会と環境教育シンポジウム(町教育委員会主催)が17日、町役場であった。町内の児童生徒たちが学校や家庭で取り組んだ環境保全活動や夏休みの自由研究について発表し、身近な自然の大切さを訴えた。
View Article十六夜に野あしび 和泊町
十六夜月が照る野外広場であった「月見で野あしび」=16日、和泊町笠石海浜公園 和泊町文化協会主催の「月見で野あしび」が16日、同町笠石海浜公園野外ステージであった。民謡や舞踊の同好会、コーラスグループなど15団体が出演。来場者は芝生広場に腰を下ろし、持参した一重一瓶を味わいながら東の空に昇る十六夜月とステージプログラムを楽しんだ。
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