奄美大島と徳之島に生息する国の特別天然記念物アマミノクロウサギの輪禍が増えている。環境省奄美野生生物保護センター(大和村)によると、2016年に交通事故に遭ったとみられる死骸の確認数は25匹で、2009年(27匹)に次いで過去2番目に多い。生息環境の改善で分布域が回復していることが輪禍増の一因とみられ、奄美野生生物保護センターは「思いがけない場所にクロウサギが出没する可能性がある。ドライバーは夜道の運転に注意してほしい」としている。
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奄美大島と徳之島に生息する国の特別天然記念物アマミノクロウサギの輪禍が増えている。環境省奄美野生生物保護センター(大和村)によると、2016年に交通事故に遭ったとみられる死骸の確認数は25匹で、2009年(27匹)に次いで過去2番目に多い。生息環境の改善で分布域が回復していることが輪禍増の一因とみられ、奄美野生生物保護センターは「思いがけない場所にクロウサギが出没する可能性がある。ドライバーは夜道の運転に注意してほしい」としている。