宇検村と毎年交流事業を行っている宮城県刈田郡七ヶ宿町の児童6人が7日に奄美大島に入った。8日は宇検村のタエン浜海水浴場でシュノーケリングやスタンドアップパドルなどのマリンスポーツを体験。村内の小学生7人も参加して交流を深めた。
宇検村と七ヶ宿町の交流は2014年度にスタート。昨年10月に友好都市提携協定を結んだ。夏は七ヶ宿町の児童を奄美に招き、冬は宇検村の児童が七ヶ宿町を訪れスキーなどのウインタースポーツを体験している。
今回は七ヶ宿小学校の6年生6人と引率者6人の計12人が来島。昼食を挟んで海遊びを満喫し、夜はバーベキューや花火で楽しんだ。一行は10日まで奄美大島に滞在し、大和村の奄美野生生物保護センターや奄美市住用町のマングローブパークで体験学習を行う。
七ヶ宿小の今野かれんさんは「シュノーケリングできれいな青いクマノミを見た。七ヶ宿は海がないけど水のきれいな良い所。冬は宇検の子たちにスキーを教えたい」と笑顔。柳原結さん(田検小6年)は「七ヶ宿の子たちとはすぐに仲良しになれた。一緒に岸壁から海に飛び込んで楽しかった」と話した。