千葉県芝山町の芝山中学校(関谷清之校長)の2年生59人が「自然教室」の一環で17~19日、奄美大島に滞在している。18日は奄美市名瀬の朝日中学校(今村典盟校長)の生徒と交流し、八月踊りや六調で親睦を深めた。
芝山中は成田空港近くにある。奄美大島訪問は2016年に始まり3回目。
交流会は朝日中3年の小元結生さんと福島七海さんの島唄で始まった。八月踊りは浦上町内会が指導。両校の生徒らは輪になって歌と演奏に合わせて体を動かした。踊りの最後は六調で盛り上がった。芝山中の舞台発表もあり、生徒は「365日の紙飛行機」を合唱した。
芝山中3年の守屋颯太さん(14)は「とても楽しい交流会だった。言葉や踊りに文化の違いを感じた。八月踊りは曲に合わせて足を運ぶのが難しかった」、朝日中3年の西加陽斗さん(15)は「芝山中の生徒と一緒に踊って仲良くなれた。いろいろな体験をして奄美を楽しんでほしい」と話した。
芝山中の生徒は奄美市住用町のマングローブでカヌー、同市名瀬で泥染めなども体験する予定。