知名町の第21回島唄・島ムニ大会(町教育委員会主催)は25日、同町のおきえらぶ文化ホールあしびの郷ちなであった。小学生から高齢者まで9団体が、しまむに(方言)を使った寸劇や踊り、歌などを披露。しまむにの魅力を再確認し、継承していくことの大切さも伝えた。
舞台は住吉小学校3、4年生19人によるしまむにニュースで幕開け。テレビの報道番組をまねた演出で、住吉貝塚やクラゴー(暗川)、9本柱の高倉など校区内の魅力をしまむにで紹介した。
知名小の3年生34人は体育や音楽の授業、休み時間など学校での様子を寸劇で披露。しまむにでのユニークな芝居で会場の笑いを誘った。上城校区老人クラブ会や小米親和会などさまざまな団体が登場し、趣向を凝らした発表を見せた。
大会を前に小中高校生を対象とした第6回知名の子表彰があり、皆勤、善行、学芸など6部門で29個人、3団体の功績をたたえた。